2021.05.29カヌーポロ艇修理

ポロ挺の修理を依頼されました。初の売上になりそうです。

カヌーポロを長くやっていると、間違いなく挺にヒビが入ります。知識があれば直すことは難しくないですが、道具や材料をそれなりに揃えないといけないので、自分でやろうとするとそれなりの初期投資が必要です。なので、軽いものであれば専門家に頼んだほうが安上がりですね。つまり、「カヌー工房nabee(ナビー)」に依頼してくださいという話ですw。

修理風景です。今回、電源なしの出張修理ができることがわかりました。今後の活動の幅が広がります。最速1日で修理しきれる可能性があります。修理場所まで挺を運ぶコストを考えると、出張修理は可能性がありそうです。

修理対象。

先端に穴が空いてます。CPCのポロ挺は、造りが興味深いです。一見すると石みたいなものが詰まっていました。強度をだす、もしくは、バラストのようなものかと推測してます。先端のほうに重心を持っていきたい場合、先端を少し重くするというのは、アイデアとしては良さそうです。造り手は基本的には軽く造りたいので、先端に重りを入れるという発想が出てこなかったです。今回勉強になりました。

カーボン積層部分を削ります。そして穴が空いている部分は、ポリパテで埋めて、積層できる状態を造ります。

カーボンを積層し、ピールプライで押さえつけて、乾かします。

作業に手間取って硬化するギリギリでした。ピールプライを貼り終わった2分後くらいには以下のようにかちかかちです。

出来上がりは以下。これで割れている部分の修理は完了です。来週、表面処理を実施します。