こんにちは。
パドルのエッジ修理についての修理記録です。以前、エッジ修理について質問されたので、記録に残そうと思います。下記に出てきますが、通常であれば、両手が樹脂でべとべとになるので、記録を取る余裕がないのですが、頑張って記録しました。

パドルのエッジを整えた後、以下を準備します。
- ブレードをマスキング
- エッジに張るケブラーテープ
- 20mmで、縦横方向ではなく斜め方向に伸縮性がある編み方のもの
- さまざま探しましたが、国内では20mmのケブラーテープで斜めに編み込みのものが直近では見当たらなかったので、海外から輸入しました。
- 縦横方向の編み方のテープだと、曲線を上手く貼れません
- 20mmで、縦横方向ではなく斜め方向に伸縮性がある編み方のもの
- ピールプライ
- 樹脂を浸透させる作業場所(画像の段ボール)

上記は、樹脂を浸透させる前です。ベトベトになるので、手袋(ここでは、ニトリル手袋)が必要です。

準備したケブラーテープをひたひたにします。

エッジに巻いていきます。曲線で浮かないように、少しづつ伸ばしながら馴染ませます。

ブレードのネックあたりはケブラーテープが浮きやすいので、ピールプライで抑えます。

上記は、硬化後に、マスキングとピールプライを剥がした状態。ネックあたりの末端が汚いので、これをカッターで切り落としてきれいにします。

最終系がこちら。
ではまた。
