こんにちは。本日はスラローム艇の修理です。
絶好の修理日和ですね。
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修理箇所先端、前と後ろの2箇所。
まずは、軽い方。
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そして重いほうです。完全に穴が空いてますね。
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ただ、これほどの穴が空いていたとしても、修理の考え方自体はなにも変わらないです。
平らな面を作り出して必要な強度を積層する。
この基本に沿って修理します。
先端(前)のケブラーを剥がし、なるべく表面を削ります。そしてマスキング。これで積層の準備は完了。
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先端(後)は、アルミテープが貼ってあります。アルミテープの強度だと、ほとんど強度の足しにならないし、こういったテープは割れを見えなくする原因になるので、個人的にはあまり好きではないです。剥がすのが手間というのもあります。剥がさないと修理できないので、スクレーパーで剥がしていきます。
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陥没部分をポリパテで埋めます。曲線を作れる用に少し集めに盛ります。
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垂れてくるので、乾燥するまでマスキングテープで軽く型取りします。
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ポリパテが固まったら、削って形を作ります。
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エポキシでケブラーを積層します。スラローム艇の先端部分はよくぶつかって削れやすいので、ケブラーを2枚積層します。曲面に貼る場合、貼った繊維が浮いてきてしまうので、ピールプライで抑えます。
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先端(後)も同様に処理します。本日は暑かったので、硬化が早くて結構ギリギリでした。
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以下、修理前と修理後の画像になります。
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強度自体は担保できましたが、表面がザラザラしてます。次週、表面処理をして仕上がりになります。