カヌーポロルール「ゴールライン」

葛西カヌークラブで、カヌーポロのコーチングをしている際、意外とルールの説明する機会が多いです。そういったこともあり、最近のルールブックをしっかりと確認しておこうと思い、ルールブックに目を通してます。

どうせなら、ルールブックの解釈した内容も記録に残しておいたほうが良いと考えて、ブログに記載します。

ちなみにですが、10数年前、管理がされていないルールブックをICFルール(英語)からJCF(日本語)に電子データとして管理できる形に最初にしたのが、私です。そのころはWEB翻訳とかももなく、多大な作業工数を取られました。

以降、特に明記しなければ、最新と思われる、ICFカヌーポロルール2019から引用します。翻訳はDeepL翻訳ツールです。読みやすく校正するのも手間なので、翻訳そのままを記載します。

10.5.2 – Goal line throw
10.5.2.a – The goal line is always measured by the vertical plane of the goal frame in all situations even if the goal frame or the physical goal line are moved out of position as a consequence of normal play. A goal line or corner throw will be awarded when any part of the ball touches the vertical plane of the front of the goal frame except where a ball
rebounds off the goal frame (not the goal supports) into the playing area, or where the ball is
prevented from completely entering the goal by a defenders paddle and rebounds back into the field of play, or where a goal is scored.
10.5.2.b – When the ball goes out over the teams own goal line and has been last touched by the other team then a goal line throw will be awarded. Signals 6 and 14 apply. The player taking the throw must be positioned with their kayak on the goal line.

10.5.2 – ゴールラインスロー
10.5.2.a – ゴールラインは、どのような状況においても、常にゴールフレームの垂直面で測る。ゴールラインは、すべての状況において、ゴールフレームの垂直面たとえゴールフレームまたは物理的なゴールラインが通常の操作によって通常のプレーの結果としてゴールフレームや物理的なゴールラインが位置からずれた場合でも。ゴールラインまたはコーナースローは次のように与えられる。ボールのいずれかの部分がゴールフレーム前面の垂直面に触れた場合ボールの一部がゴールフレーム前面の垂直面に触れたとき、ゴールラインまたはコーナースローが与えられる。ゴールフレーム(ゴールサポートではない)から跳ね返った場合ボールがゴールフレーム(ゴールサポートではない)から競技エリア内にはね返った場合、またはボールがただし、ボールがゴールフレーム(ゴールサポートではない)から競技エリア内にはね返った場合や、ボールがディフェンダーのパドルによってゴールに完全に入るのを妨げられディフェンダーのパドルに阻まれたボールがフィールドオブプレーに跳ね返ってきた場合フィールドオブプレーに戻ってきた場合、またはゴールが決められた場合。
10.5.2.b – ボールが自陣のゴールラインを越え、最後にタッチされたとき
10.5.2.b – ボールが自チームのゴールラインを越え、相手チームが最後に触ったとき、 ゴールラインスローが行われる。
10.5.2.b – ボールが自チームのゴールラインを越え、相手チームが最後に触った場合、 ゴールラインスローが与えられる。シグナル6と14が適用される 。スローをするプレーヤーはカヤックをゴールライン上に置いてください。ライン上にカヤックを置かなければならない。

ポイントは、ゴールラインはゴールフレームの垂直面で定義されるという点です。

水上だと、ロープがよくたわみます。それを無視して、ゴールフレーム面を仮想で考えたラインがゴールラインということです。

今回質問受けた、

「ゴールキーパーが振りかぶった際に、ゴールラインを割ったらどうなるか?」という点に関する回答としては、

ゴールフレームの垂直面がゴールラインとなるので、そこにボールが接触した場合、ゴールラインを割ったとみなしてコーナースローになる。

ということになります。